【岩見守和のセキュリティレポート】(第17回)

自治体の防犯カメラの設置に関する運用と条例

暑い毎日ですが皆さんお元気ですか。

今月は自治体の設置する防犯カメラ関係の運用状況と条例関係の調査情報です。

 

北九州市

1.北九州市 防犯カメラの運用報告 市民文化スポーツ局 平成25年7月11日 

日本でも多分唯一の事例ですが、北九州市が設置する防犯カメラの運用報告のHP公開です。
158台のカメラの映像をこの4月~6月までの3ヶ月で41件、警察の犯罪捜査に提供しています。

2.北九州市防犯カメラシステム管理運用要領 25年4月1日実施

北九州市防犯カメラシステム管理運用要領です。

3.北九州市が設置する防犯カメラについて (平成25年3月末運用開始)

北九州市のHPです。今年3月から開始した防犯カメラシステムの概要紹介です。
カメラの設置現場写真を公開しています。
「一般的に設置現場写真は積極的には公開していません」

4.防犯カメラ:北九州市が190台設置 早期検挙に効果 毎日新聞 2013年6月8日

北九州市が3月から繁華街や幹線道路に独自に設置した防犯カメラが、事件の検挙に徐々に効果を上げ始めているという6月8日の記事です。

5.北九州市で防犯カメラ運用スタート 30台設置費用6000万円 共同2013年1月24日

北九州市の監視カメラは、福岡県警も独自に6000万円かけて30台設置しているという記事です。
従って、北九州市の繁華街と幹線道路は、「市役所」「県警」「商店街」の3系統の監視カメラシステムが監視していることになります。

 

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首都圏

6.杉並区防犯カメラの設置及び利用に関する条例 平成16年3月19日

自治体が防犯カメラの設置と運用に関する条例を制定した第一号は杉並区です。

7.三鷹市防犯カメラの設置及び運用に関する条例 平成17年9月30日

多くの自治体は杉並区を見習って条例を制定していますが、内容的にはほぼ同一です。

8.市川市防犯カメラの設置及び利用に関する基準

条例の存在を前提として、それを受けて更に自治体自らが設置する防犯カメラに関する規則を制定している例が市川市です。

 

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特徴ある自治体

以下は、私が調べた限りでは、防犯カメラに関する条例を制定していないが、自治体が設置する防犯カメラに関する規則を定めている自治体の中でも特徴のあるものをいくつかピックアップしてみました。

9.中野区の設置する防犯カメラの運用に関する要綱   平成16年4月30日

10.中野区議会の設置する防犯カメラの運用に関する要綱 平成22年6月14日

中野区です。地方議会の独立的性格を考慮して、議会が設置するカメラに関する要綱を別途に定めています。

11.新宿区防犯カメラの設置及び運用に関する要綱 平成17年6月10日

新宿区の要綱は、ダミーカメラの設置にも準用されることを明記しているのが光っている

12.板橋区防犯カメラ運用基準 平成16年3月24日区長決定

板橋区の要綱は、防犯カメラの管理責任者には区の個人情報管理責任者を当てることにしている点に大きな特色がある。
「他の自治体はここまでの一致を求めていない。」
また管理の委託も明記されている。

13.墨田区防犯カメラの設置及び運用に関する要綱 平成22年3月31日

墨田区の要綱は区の助成金を受けたカメラも対象に含まれている