事故・災害予防について

施工現場では常に安全第一の業務遂行が求められます。しかし、残念なことに、今年の春、同じ施工業界で次のような事故があったという情報を耳にしました。

 

ある現場で、工事中と気づかなかったお施主様の社員が開口部に転落、骨折してしまったと言う痛ましいものです。

工事において標識を掲げない作業ということは従来“ありえない”ことです。その事故情報を受けた私たち関係者は皆「信じられない」という思いでした。

しかし、“ありえない”は日常に潜んでおり、「“ありえない”ことだから」という認識からくる不注意が事故を引き起こします。

 

2011年3月におきた大震災、それに伴う原子力発電所の大きな事故は、そもそもの発端が関係者の「そんな災害は“ありえない”」という誤った認識から始まっていることは記憶に新しいところです。しかし現実には“ありえたこと”でした。甚大な被害の復旧はもとより、誰しもの心に宿る悔恨の念、未来に対する不安は拭い去ることが困難です。“ありえない”という事象を“ありえること”と理解し、後悔を後悔に終わらせず将来の事故・災害予防として省みることがより高い事故災害防止に繋がり、またそうしなければならないのが我々の使命とも言えます。

 

ありがたいことに繁忙期は毎年訪れます。この忙しさに取り紛れず、従来の注意力、起きた事象の反省、そして「“ありえない”ことは絶対にない」と思う精神の柔軟性を養い、今後のサービス向上に努めていきたいと思います。


営業本部エンジニアリング課 S