令和の時代のセキュリティ施工

令和元年。平成の30年は新しい時代の礎となりました。

平成2年に事業をスタートした弊社は平成とともに成長を遂げてきました。オフィスセキュリティの萌芽期である1990年代から比較すると街の外観は大きく変化し、保護されるターゲットはITの発達とともに広がりを見せ、人の価値観や行動様態も多様化しています。

 

施工業務においてもその変化は見られ、建物構造の変遷や建築資材の進歩に伴いセキュリティ機器の施工性も様変わりしつつあります。最近では機器の低電力化の実現、IoTの進化など様々なノウハウから生み出された次世代製品が世に出ています。弊社で施工を請け負っているS社のホテルロックシステムもその一つ。従来セキュリティシステムを動作させるためにはさながら血脈のような電気配線が必要でしたが、この製品は電池式で配線いらず、カギは手持ちのスマートフォンの利用が可能、さらにネットワークを介しトータルで管理できるという手軽さからシティホテル、ビジネスホテルなどで採用が広がっています。このような施工性の良い製品は設置する上で多くの専門知識を必要とせず、アプリケーションで設定・管理できるというユーザビリティの高さから今後ますます普及が進むと思われます。

 

しかしそうなるとロックシステムの持つ「セキュリティ機器施工の専門性」は鳴りを潜めてしまうのでは・・・と思われるかもしれませんが、施工性の良い製品ほど専門業者の出番です。コンプライアンスが求められる時代、経験と知識に裏付けされた技能者施工は製品の信頼性をより高めます。セキュリティ業界において「誰でもできる」は両刃の剣です。諸外国でよく聞く「施工業者がバックドアを仕掛けていた」という事態はセキュリティを生業とする我々専門業者ではあってはならないことであり、“手軽=低い安全性”という図式が成立してしまっては今後のセキュリティシステム業界においてもプラスにはなりません。

 

変化は時としてモノの価値を「前時代的」として置き去りにすることもありますが、「新しさ」を柔軟に受け容れ、且つ平成で培った技術をベースに “これからのセキュリティへの要望”にお応えすべく、ロックシステムエンジニアリング課は令和の時代も皆様に安心をお届けします。


営業本部ENG課