こんにちわ、菅澤です。
早いものです、デレル8について発信を始めて4回目になります。
前回は阪神淡路大震災の事を絶対忘れてはいけないと書かせてもらいました。
東日本大震災ももうすぐ3年になります。
今回は、私にとって忘れられない地震について簡単にまとめてみました。
宮城県沖地震 1978年(S.53年)6月12日17時14分25秒 M7.4 震度5強 仙台市他
阪神淡路大震災 1995年(H.07年)1月17日05時46分52秒 M7.3 震度7 阪神間及び淡路島の一部
直下型 被災地距離20K内外 津波被害最小限 原発事故無し
東日本大震災 2011年(H.23年)3月11日14時46分18秒 Mw9.0震度7 栗原市(宮城県)
海洋型 被災地距離100K超 津波被害大規模 原発事故有り
宮城県沖地震
この地震が忘れられない理由は、2つあります。
ひとつは、地震が発生した時、私は東北方面へ夏スキーに行った帰りで、ちょうどこの地震に遭遇しました。
高速道路通行止めになり、一般道路で東京へ・・・
直接的な被災というレベルではないですが、別の意味で被害者の一人でした。
そしてもうひとつの理由が、この地震をきっかけにしてTV、新聞等のメディアに「スチールドアの解放不能」と言うニュースが流れ始めました。
それがのちのち”デレル8”との開発のきっかけになりました。
その後
1980年に改正強化された新耐震の建築基準法以降の建物でも地震でスチールドアが開かなかったと言うケースが多数報告されています。
そして、阪神淡路、そして東日本の大地震へとつながっていくのですが、昭和から平成の現在までで、M6.8~Mw9.5*の超巨大地震は日本国内だけで20回以上もあります。
前回も記しましたが何時来るかもわからない自然災害に備え減災努力を怠らないよう毎日の生活を過ごしたいものです。
しかし、私達の記憶は非常に短くはがゆいものです。
* Mw
モーメントマグニチュード
M8後半というのは日本で過去発生したことのない規模の為(地表面が動いた量が計れるようになった)、最近の大地震で使用されだした。
スロー地震
今回はスロー地震(スロースリップとも言います)について少し勉強しましょう。
読んで字の如くスロー地震は断層がとてもゆっくり滑ってズレます。
時計の短い針の動きの千分の一ほどのスピードです。
断層は地下ですがどんなにゆっくりでも必ずいつかは地表に影響を与えます。
なぜかスロー地震はM8~9級の地震が起こりそうな場所の周りで起こっています。
ゆっくりズレているだけのように見えても巨大地震と関係あるかも?
巨大地震の発生準備が進む様子がスロー地震に現れると考える人もいます。
いろいろな方向から研究中されています。
ズレのスピード(概算参考数値)
M7級の地震10秒で1m
スロー地震1年で10cm
今回はこの辺で、最後まで読んでいただき有難うございました。
次回をおたのしみに
菅澤不二夫