第8回ロックシステム安全衛生協議会のレポート
4月4日に第8回ロックシステム安全衛生協議会を行いました。内容を簡単に紹介します。
■第一部:顧客企業各社からの情報配信と災害事例の報告
①事故報告 ロックシステム施工案件にてスプリンクラー破損により漏水
※10年前にも同様の事故事例あり
再発防止策(目視確認、目視確認不可の場合は手動にて開口等)を作業手順・注意喚起含め標準作業手順に盛り込む。
事故発生者より現場状況についてビルの消防設備の連動や今後の対応策を説明、周知を行う。
②災害情報 OAフロア開口部にて転倒、第三者災害となる
作業表示札を協力会 各社へ配布、作業箇所の明示を現場にて実施する。
③品質事故 OAタップ使用による現場内の電源断
掃除機をOAタップに接続、使用している間にブレーカーが作動、エンドユーザの業務が数十分停止した。
業務が行われている現場のOAタップによる電源供給は禁止
指定の漏電、過電流保護器を必ず使用する事と事前に電源使用箇所の確認を行う。
④作業前KY活動について
作業日前までの安全対策について、ビル管理/元請/下請等関係者全体で安全対策を包括的に実施し、安全性の先行管理を重視
■第二部 案件情報提示
例年案件の多い、大型連休前後で小中規模のオフィスレイアウト変更などの工事について説明
■第三部
協力会各社に対し、ヘルメット・帽子更新の金額負担や注文書の内容を説明
■次回は第9会の安全衛生協議会は5月9日(水)開催の予定
スケジュールが忙しい中、顧客企業各社並びに協力会各社からの協力により繁忙期を終える事が出来ました。
上述ような事故を再発しないよう努めると共に事故を起こしてしまった後にどうするべきかと言う部分についてロックシステム協力会でより強く意識合わせが出来たと思います。
今後もロックシステム協力会を宜しくお願い致します。