建設業における外国人労働力への期待
2019年も気が付けば桜が咲くころに・・・
建設業ではこの時期、
「明日って2人くらい動けますかね?ダメ?1人でもいいんですが・・・ダメ?」
という”宝探し”が各所で繰り広げられます。
繁忙期でなくとも日本における労働力不足は明確な問題であり、
とりわけ建設業においてその傾向は顕著です。
近年、現場も多国籍化の様相をたどっており、
外国人作業員も珍しくなくなってきました。
つい先日も弊社協力会社では作業員登録した現場作業員が
就労ビザが現場作業に該当しないという理由で作業NGとなったケースがありました。
現在、建設現場において作業員として労働が許可されている資格は
主に「留学生の資格外活動(アルバイト)」や「技能」、「技能実習生」などが挙げられますが
時間や労働内容の制限も多く、単純に人手不足解消の活路というわけには行きません。
そんな中、2019年4月新設の「特定技能」での外国人雇用は今までの在留資格より自由度が高く、
労働力不足を補う制度として各方面から熱視線が注がれています。
グローバル化の波は海を渡らずとも迫りくるものであり、
ここまで到達するのはまだ先だろうという予想を軽々と超えていきます。
時代の変容に敏感であり、
コンプライアンスのみならず諸外国の言葉や文化、風習などの違いを受け入れ
誰もが働きやすい環境を土台に安全第一の施工を築く。
新しい時代を構築する、エンジニアリング課でありたいと思います。