ここ最近のヒヤリ・ハット

繁忙期、年度末に向け日々の業務・工事にご多用な事と存じますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は繁忙期の中であった些細な行き違いで生じたヒヤリ・ハットについて紹介いたします。

■ケーブルの色はどの青なのか
電力や電気信号を伝える金属線、いわゆるケーブルですが保護のための外皮があります。
特にLAN配線などに使用されるUTP、STPケーブルは用途、通線経路などの識別のため
メーカーにもよりますが十数色から選べます。

ある現場でこの設備のLANケーブルは「青色」で良いと言われて準備、いざ作業に入った際に
希望の有った「青」は濃い青ではなく薄い青だったと分かり慌てた事がありました。

LANケーブル程に色の選択肢が無い他のケーブルでも色が変わる、外皮の材質が変わり値段が高くなる事もあります。
配線するケーブルの色指定があった場合は色見本や仕入価格の確認などしっかり確認しないと    感じた次第です。


■ジョイント・結線はいつも通りか、色通りか
機器取付結線や配線の都合で電線同士をジョイント・結線は頻度の高い作業です。

違う種類のケーブルや機器に付属しているコネクタケーブルとジョイントする事も良く有ります。
そのため色の違う電線をジョイントするため結線の色をどうするか、どのような端子を使用するか
明確な作業手順が設置する機器により決まってきます。

ただ頻度の高い作業は効率重視にされる事も多く、とある作業時に口頭で
ケーブルのジョイントはどうしますか ⇔ いつも通りでお願いします、と言ったやり取りで作業を進めました。

いざ機器の動作試験を行った際にうまく動かない・何故だ、となり調べた所
周りがうるさくて声が通らなかったのか「いつも通り」が「色通り」と伝わり 結線間違いとなった事が原因でした。

他の作業をやりながらや口頭ではなく、図面を用いて・作業を止めた状態で
視覚、聴覚の両方に伝わるよう作業指示を出す、受ける事が月並みですが              基本動作として行う事が大切です。


■忘れ物を無くすには

現場入場にあたり腕章、バッチ、ICカード、鍵関係など借用物の数と種類は意外と多くあります。
また各自が使用している工具、保護具なども作業の状況でつけたり、外したり、他の人と貸し借りする場合も有ります。

毎年何回かは現場で借りた何かを紛失した、道具を忘れたと言った共有情報の連絡があり      意外と根の深い問題です。
忘れ物の無いように注意しましょう、とするのは簡単ですが天井上にヘルメットを忘れましたなど   想定外の報告もある事が事実です。

現場入場時と退場時で何か違いや違和感が無いか・気付きを想起させる事が重要と思います。
各人の身だしなみ・整理整頓を都度整え、チームの中で何かおかしな事が無いか気楽にやり取り出来る環境づくりを続ける事が他の事故・トラブルを防ぐ事もにも繋がります。


新しい年度を気持ちよくまたメリハリを持って迎えるため3月も残りわずかですが無事故、無災害を目標に目の前の仕事に手を抜く事との無いよう務めて参ります。


技術本部エンジニアリング課