2022年度7月度 ロックシステム安全衛生協議会のレポート

7月6日に実施した安全衛生協議会について簡単に内容を紹介します。

■直近に発生した施工不良と再発防止
・カードリーダ側コネクタとケーブルの結線不良
カードリーダの電源が入らなくなり現地対応の結果、カードリーダ側コネクタとケーブルの結線箇所で
電源線の一本が断線していた。

機器取付から時間が経過しているものの断線の状況から施工不良の原因を推定、再発防止を協議。

また実施頻度の多い内容であるためマンネリ化して丁寧な作業が疎かになっている事も考えられるため
正しい材料と工具、手順を遵守するよう改めて注意喚起を実施

①結線で使用した絶縁閉端子に適合しない圧着工具を使用
②電源線にて被覆の一部が削れている事からワイヤーストリッパー等を使用せず芯線を欠損

いずれも実施する作業に適合しない工具を使用した事が根本的な原因と考えられる。

ロックシステム側 責任者は使用する端子、ケーブルに適合する工具を事前に準備するよう段取りを行う。
また責任者は不慣れな作業員に対して作業開始前に手本を見せて正しい手順を明確にする事。

・制御盤取付時に基板からコネクタ部剥離
新築工事に於ける制御盤取付時に設置スペースの関係から制御盤の筐体から基板を取り出して取り付ける事となった。
一通り取付作業を完了、結線作業に入ろうと確認した際にコネクタ部の付根が基板から剥離している事を確認。

幸いにも機器故障など発生する前に不良を発見できたが同様の事象は他の現場でも発生する可能性があるため原因を推定、再発防止を協議。

①腰道具等が基板部分に接触、コネクタが引っ掛かり外れた
②経験年数の少ない作業員がおり危険予知が不足

作業場所が狭く周囲の設置物と接触する可能性がある場合、腰道具を外して作業を行う。
また経験が浅い作業員は腰道具が周囲の設置物に接触して事故に繋がる事が想定できなかった。

作業責任者も監督を行いながら作業を進めていたが危険予知と注意喚起が不十分であったため
開始前には言わなくても分かるとは考えず作業手順とリスクアセスメントをしっかり行う。

■他社からの事故・災害事例の情報共有
・改修工事中に部材転倒による頭部裂傷
被災者は工事の営業担当者の方で進捗・設置状況の確認のため機器操作を行った際に
仮置きしていた資材が転倒して頭部(保護具未着用)にあたり出血、病院に搬送となり外科治療を受ける事となった。

報告内容より以下の内容を重点として周知。
①職方以外の関係者が現場に入る場合、安全区画を明確にして保護具無しの立ち入りを禁止
②転倒の恐れがある状態で資材を放置しないで仮固定など転倒防止処置を行う

・塗装工事中の火災事故
塗装工事に於いて太陽光発電式センサーライトを一時撤去、手提げかごに入れて仮置きしたところ
塗装缶に引火、火災事故が発生(20分後鎮火確認)した。

報告内容より以下の内容を重点として周知。
①火災発生など緊急時の連絡網について確認、掲示を行う
②塗装缶など引火性のある資材に静電気や火花、熱などを発生する物を近づけない


技術本部 エンジニアリング課