インターロックゲート
確実な1人・1認証・1通行を実現
セキュリティゲートの最大の目的である、「確実な1人・1認証・1通行」を実現する為の究極のセキュリティゲートが、インターロックゲートです。
片側が開くと、もう片方は開かない、自動ドア(インターロック制御)と、そのドアの間の空間は、様々なセンサーによって、「1人しか通れない空間」(2人以上で入ると、入った側のドアは閉まりません)となります。
ここでは、ユニット式のインターロックゲートを紹介します。
インターロックゲートの特長
- 高レベルセキュリティエリア向け
認証・重量など様々なセンサーと、入・出両方にあるインターロックドアによる
厳重な入退室管理を実現 - 省スペース設計
円形スライディングドア採用により、最小スペースに設置可能な設計 - 高度な認証装置との連動が可能
非接触ICカード、生態認証、テンキーシステムなどの様々なシステムとの連動・組込みが可能
オーソスの紹介
パーソナルインターロック(PIL)タイプセキュリティゲート
高機密保持エリアへのアクセスコントロールのためのインターロック式ゲート
カバ・ガレンシュツ=ドイツ製
「1人・1認証・1通行」を厳格に運用・管理
通過速度は、毎分5~6人の通行が可能
円形スライディングドアの採用により省スペース設計
※ 屋内仕様
特長
- 警備監視効率の向上
通行往来量が少ない、特定ゾーンの警備監視レベルを向上させる効果 - 機能
開閉後ゲート内をいったん密室にし、本人を確認後、出口側のドアを開扉(インターロック機能) - 不正防止
2つの扉で1人ずつ確実に入退室管理をすることで、なだれ込みや同時入退等の不正を防止 - 最適な安全を提供
ドアの内側は、プレッシャーマット、体重認識センサー等、最重要部門の守りにふさわしい機能を装備
テンキーや指紋照合付リーダーの活用で、より高いレベルのセキュリティが確保
アクセスの簡単な流れ
(PIL-M01.M03.C01.S01)
- 開始ポジション
ゲートは閉じ、ロック状態 - 許可発行
許可されると、外側のドアが開き、キャビン(ゲート内)に入る
キャビンに入ると、外側ドアは閉まる - キャビン内認証
キャビン内に識別用センサーや認証装置等を設置し、再認証する - 入室可能か識別
◎許可→2つ目(入室側)のドアが開き入室できる
✖許可されない→拒否されると、外側(入って来た側)のドアが開き、入室できない - 開始ポジション
ゲートを退出後、ドアが自動的に閉まり、開始ポジションに戻る
オーソス PIL仕様
項目 |
PIL仕様 |
---|---|
外形寸法(W×D×H)mm |
1020×1020×2400 |
質 量 | 410kg |
環境条件 |
-20~60℃、95%以下 |
使用媒体 | 磁気/非接触/生態認証/テンキー |
安全機能 | prEN12650に準ずる |
電 源 | AC100V±10% 50/60Hz 600VA |
停電時動作 | 両扉オープン、方扉オープン、両扉クローズ(選択可) |
設置場所 |
室内 |
通行能力 | 5~6人/分(制御システム機器による) |
通行検知方法 | 人感センサー |
通信方法 | RS-232C,無電圧接点 |
通行対象物 | 人のみ |
扉開閉方式 | モーターPWM駆動方式、うず電流ブレーキ、フリクションブレーキ |
信頼性(MCBF) | 200万回 |