［導入事例インタビュー］防犯カメラで安全運行！録画記録で業務改善！ 横浜市某バスターミナル
横浜と主要都市を結ぶ高速バス。今回は防犯カメラを導入し、安全運行の推進とヒューマンエラーの低減を同時に実現したバスターミナル会社様にお話を伺いました。
「我々の仕事はバス運行に係る施設の管理です。ターミナルは利用されるお客様はもちろん、各社のバスが行き交います。もともと安全措置としてカメラはついていたのですが、アナログ映像で見えづらく、設置台数も少ないものでした。
3年ほど前にシステムのリニューアルを実施し、カメラの仕様や機能をアップさせて台数も増やしました。ロックシステムさんとはそれ以来のお付き合いです。
防犯カメラは荷物の積み残しやお客様のトラブル等があった場合の証左として活用しています。また、ターミナル内の人の滞留は危険につながりかねませんので、滞留しないようにお声がけするきっかけとしても役立っています。
交通インフラは安全運行が第一です。カメラ映像でお客様の導線を把握し、危険防止対策を構築する。映像記録の見返しにより安全対策のヒントを得る。防犯にとどまらず幅広く活用できるカメラシステムの導入は、当初の目的通りと言えます。」
「まず、要求仕様を満足させるシステムかどうか、という点ですね。当たり前ではありますが、こちらの意図した利用ができない場合、目指す安全運行に関わります。
システムの選定・入替工事にあたっては自社の規定に基づき、複数社での入札を実施します。要求仕様と価格のバランスから選定されたシステムですが、以前のシステムよりかなり映像がクリアで、また使い勝手も良く、適切な選定だったと思います。
録画記録の保存期間は自社規定で決められており、実際にそれを満足するストレージで構成されています。映像抽出も以前のシステムに比べて格段に楽になりました。システム入替で我々の業務負担も減りました。その点も喜ばしいですね（笑）」
「リニューアル前から自分たちでカメラ台数や設置場所を検討していたので、カメラの設置個所・画角について死角が無いように調整を重ねていただきました。
現在はイメージ通り運用できていると思います。施設内に店舗もあるので、防犯カメラ映像が万引き犯検挙につながったこともあります。警察など捜査機関が、鮮明な画像に驚くこともしょっちゅうですね（笑）。
また、拡大映像も非常にクリアなので、カウンター業務もしっかり手元まで判別できます。チケット購入の際、混んでいるとお釣りのお渡し間違いなどのヒューマンエラーが発生しやすくなりますが、手元の映像まで拡大してミスのタイミングを見返すなど、録画記録を活用しています。
録画記録から行動パターンを分析することで、ヒューマンエラーやトラブルなどが起こりにくい業務フローの構築にも役立てています。防犯から業務まで、カメラによる可視化が改善につながっていますね（笑）」
「ロックシステムさんは横浜市の「入札のトビラ」に登録されている業者さんだったので、システム入替の競争入札の際、こちらからお声がけさせていただきました。
古いシステムのケーブル撤去や整理など、リニューアル工事の際に合わせて対応していただいて助かりました。同じ横浜市で会社も近いので、今のところトラブルはないですが何かあった時も心強いですね。また、入退室の施錠をテンキーロックで行っているのですが、鍵も扱っていらっしゃるんですね！ゆくゆくは入退室セキュリティの管理も視野に入れてシステム構築したい希望はあります。メンテナンスなどあったらお声がけさせていただきます（笑）。」
「カメラ設置自体はもはや一般的ですよね。従業員も利用者様も抵抗感はありません。もちろんプライバシーに配慮して運用されています。
人手不足が取り沙汰される業界なので、IT機器による人手不足解消は望むべくところですが、現時点で防犯や安全のための行動抑止力という点においては、まだ人手に頼るところが大きいのではないでしょうか。しかし、今後はもっと普及して機能面も充実するだろうなと期待しています。
トラブルがあった際、証拠として録画記録があることは心強いです。防犯カメラは心理的にも安全・安心な支えになりますね。」
身近な交通インフラ、バス。ターミナルでの安全運行にどのように防犯カメラが活用されているか、お話を伺って気が付くことが多いインタビューでした。日常の足というだけでなく、インバウンドの推進力として注目を集めるバスに、物理セキュリティが今後どのように貢献していくか、我々も考える必要がありそうです。
いつも安全に我々を運んで下さり、ありがとうございます！
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